はじめに
「パラノマサイト FILE23 本所七不思議」が気になっているけれど、ホラーが苦手でも大丈夫なのか知りたい方もいると思います。
この記事では、実際に遊んで感じた印象や魅力を中心にレビューしていきます。
ゲーム紹介
どんなゲーム?
パラノマサイト FILE23 本所七不思議は、9人の男女が《蘇りの秘術》を巡って動き出す、群像ホラーミステリーADVです。筆者はNintendo Switchでプレイしましたが、複数のプラットフォームで遊べます。
軽い気持ちで始めたものの、正直ここまでハマるとは思っていませんでした。
条件を満たすと相手を呪えるという仕組みが面白く、駆け引きの緊張感も強いです。
気づけば、結末まで一気に進めたくなる作品でした。
こんな方におすすめ
- ホラーやミステリ―が好きな方
- 呪いや怪異がテーマのため、ホラーファンには特におすすめです。
- ミステリーファンには、「なぜこうなったのか」を人物ごとの思惑や謎を追っていく展開が魅力だと思います。
- 群像劇やノベルゲームが好きな方
- 人物Aの行動が人物Bに影響するような構成で、視点を切り替えながら事件を追っていく群像劇スタイルです。
- さまざまな角度から事件を探っていく感覚が好きな方には、かなり合うと思います。
- 少年漫画などのデスゲーム展開が好きな方
- 呪い、呪われ、殺し、殺される緊張感のある駆け引きが魅力です。
- 条件を満たすと、呪いを行使するボタンを選択できるため、主体的にデスゲームへ関わる感覚を味わえます。
ゲームレビュー
総評・クリア時間・難易度
| 総評 | 良 (4/5) | 2000円以下でこのクオリティは破格だと思います。 続きが気になって、最後まで一気にクリアしてしまうほどでした。 |
| ストーリー | 良 (4.5/5) | 徐々に明らかになっていく展開に引き込まれ、テンポ良くプレイできました。予想できない部分も多く、心理戦も非常に面白かったです。 |
| キャラクター | 良 (4/5) | 個性的なキャラクターが揃っており、記憶に残らないキャラクターはいませんでした。視点が変わると印象が変わるキャラクターもいて、そういった面白さもありました。 |
| グラフィック | 良 (4/5) | シンプルな絵柄で、昔ながらのノベルゲームを思い起こさせる画風ですが、ホラーというジャンルには非常に合っていました。 |
| サウンド | 良 (4/5) | 展開を邪魔することなく自然に馴染んでおり、作品の雰囲気をしっかり支えていたと思います。個人的には、タイトル画面やエンディングの音楽がホラーらしくて良かったです。 |
| システム | 良 (4.5/5) | フローチャートなど便利な機能も多く、ストレスはありませんでした。また、360度ぐるりと見渡せる仕様になっているのですが、それによって死角の存在をはっきり意識させられ、恐怖を煽られる感覚が新鮮でした。 |
良かったところ
ストーリーと、それを支えるシステムの相性がとても良いと感じました。
プレイヤーを驚かせる演出力も高く、ネタバレになるため詳しくは触れませんが、予想外の方向から不意を突かれる場面も多かったです。
気になったところ
やり直しが発生するゲームであるにもかかわらず、既読スキップがない点は気になりました。
公式情報を見ると、現在は早送り機能があるようですが、個人的には未読部分まで飛ばしてしまう可能性があるため、ノベルゲームでは既読スキップを基本で実装してほしいと感じます。
感想
ホラー、ミステリー、群像劇のどれも好みに合っていて、話題にもなっていたため、すぐに購入を決めました。
記事にするのは少し時間が空いてしまいましたが、実際には発売から1か月ほどで購入し、一気にクリアしています。
低価格でもしっかり期待に応えてくれる作品でした。
とにかく総合力の高い作品でした。最初は何も分からない状態から始まるため、少しずつ真相が見えてくるミステリー要素がとても気持ちよく、引き込まれました。
人物や資料はメニューでいつでも見返せるため、考察しながら進めやすいのも良かったです。
また、社会風刺を感じさせる要素もあり、考えさせられる部分もありました。
まとめ
実際に遊んでみると、ホラーとして怖がらせる作品というより、少年漫画っぽい勢いやミステリーとしての面白さが強い作品でした。
コミカルな場面もあるので、怖さがずっと張りつめる感じではなく、ホラーが苦手でも比較的入りやすいと思います。
また、「これをどう解決するんだろう」と先が気になる展開や、発想の面白さを活かした仕掛け・謎解きもあり、ミステリーとしての引きもかなり強い作品でした。

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